「突然の閉鎖を告げられた日、私は立ちすくんだ」―あの日の私がモデアの皆さんに伝えたいこと
- 今日子 栗野
- 4 日前
- 読了時間: 3分
モデアの突然の閉鎖を受けて ― 数年前に同じく閉鎖したロダン・アンド・フィールズでの私の経験から伝えたいこと
本日、モデアの突然の閉鎖のニュースを耳にしました。
その知らせに触れ、私は3年前のあの日のことを鮮明に思い出しています。
私は当時、ロダン・アンド・フィールズという会社で、日本のトップリーダーとして活動していました。
全国に広がる多くのチームメンバーと共に、夢や目標に向かって日々全力で取り組んでいました。
そんな中、ある日突然、一通のメールで日本撤退が告げられたのです。
まるで時間が止まったような感覚。
画面を見つめながら、現実を理解するまでにはしばらく時間がかかりました。
収入がなくなるという現実以上に、何よりも心に重くのしかかったのは、
今まで築いてきたチームが一瞬にして「解散」となったこと。
共に歩んできた仲間たちの気持ちを考えると、どこにこの感情を持っていけばよいのか分かりませんでした。
その後、他社のMLMから組織ごとの移動のお誘いもありました。
収入の継続が可能で、メンバーと一緒に再スタートができる、という点では理にかなっていたのかもしれません。
でも、私はとても悩みました。
なぜなら、メンバー一人ひとりがそれぞれに抱えている気持ちが違うからです。
誰もが「すぐに次へ」と気持ちを切り替えられるわけではありません。
「別の会社でまた頑張ろう」と簡単に割り切れる人ばかりではない。
このタイミングで、大切なのは「気持ちを共有すること」だと、今でははっきり思います。
ショック、不安、悔しさ、虚しさ――それぞれの想いを、誰かに聞いてもらうこと。
語り合える場所をつくること。それが、次の一歩につながる第一歩なのです。
もし、当時の私に声をかけるとしたら、こう言いたいです。
「一緒にがんばった仲間たちと、まずは思い出を分かち合おう。
一緒に笑ったこと、一緒に泣いたこと、経験したこと、その全部が“財産”だよ。」
そしてもう一つ、私が痛感した大きな学びがあります。
それは 「収入源を分散しておくことの大切さ」 です。
ビジネスが一つの柱だけだった私にとって、あの日の閉鎖はまさに「突然すぎる崩壊」でした。
でも、それをきっかけに私の働き方は大きく変わりました。
今は複数の収入の柱を持つようにし、どんな変化にも備えられる体制を整えています。
これからの時代、ビジネスもライフスタイルも「多様性」と「柔軟性」がカギです。
「ひとつ」に依存せず、リスクを分散する。
それが未来の安心につながっていくのだと、私は心から感じています。
もし、今モデアの閉鎖で気持ちが揺れている方がいたら、
同じような経験をした者として、そっと寄り添いたいと思っています。
今回のニュースは、私も胸が痛いです。
でも、きっとこの経験も、誰かの未来を照らす光になるはずです。
私にできることがあれば、いつでもご連絡くださいね。
心からのエールを込めて。
KYOKO 。
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